アウトドアガイドが職業でも、観光業でもなく生き方だという本質が
やっと本当の意味で理解できて来た今日この頃。
ツアーという形で人を招き、そこには目的がありプログラムを実施する。
その目的に対して対価が発生しているのであって
体験観光でのカヌーに乗る事が=対価ではないということ。
外貨獲得の形のツアーという所がピックアップされがちだが
ガイド業とはそれ以外の生き方の部分が大きい。
私個人も「カヌーガイド」というものを「業」として専門学校で勉強した、
だがそれは正解部分もあったが間違っていた認識の部分も大きかった気がする。
今日スタッフに自分のお気に入りのナイフを持てという話をした。
カヌーツアーを実施する為だけの道具を持ちそれ以外はそぎ落とした形で
カヌーツアーを実施する。
無駄がないというとらえ方もできるが
日々生きるために必要なものを持ち、ツアーを実施するべきであると考える。
短時間のツアーには必要のないナイフであってもそれはきっと必要な道具。