18才でアウトドアガイド育成の専門学校へ行き「カヌーガイド」を目指し始めた私。
卒業後は沖縄でカヤックガイドをし、その後洞爺湖でカヌーガイドへ。
「ここだ!!」という仕事場を探していた際、いつだったか覚えていませんが
美々川でカヤックツアーを行っていた方へ連絡をしたことがあります。
「うちでは雇えない」と言われ断念。
だから何?という話ですがそんな過去がありまして
何だか縁を感じる美々川なのです。
かのあを立ち上げる際「支笏湖」「千歳川」「美々川」を
3つの柱でやっていこうと私は考えていました。
非常に近い距離感にありながらまったく別の雰囲気を持つ3つのフィールド。
それぞれを比較することができればいいな~と。
まずは支笏湖でツアーを初め、次に千歳川を手がけ
美々川のツアーをレギュラーにするのに6年かかりました(笑)
フィールドとしては非常に穏やかで千歳川に比べるとリスクは少ないのですが
ただ漕ぐというツアーにはしたくないと思っていましたし
美々川のツアーでいったい何を伝えられるのだろうか・・・
といった所で足が止まっていました。
専門学校時代の授業で「プログラム企画」というのもがありまして
目的、ねらい、主要キーワードなどなどを考えました。
社会人になってもやっぱり「ターゲティング」「マーケティング」「ブランディング」と
いろいろなことを考えます。
要するにその商品の事を本気を出して考えたかどうか。
「ターゲティング、マーケティング」などは手法であって
要は本気で向き合えたかどうかのような気がします。
そしてようやく自分の中で美々川と向き合えたからこそ
ツアーにできたんじゃないかと思っています。
松澤さんがそんなことを考えていたとは、何とも嬉しい限りです。美々川はワタシ達夫婦が、最も足繁く通っているスポット。何度行ってもその度に新しい感激や発見があり、飽きません。でもこの川はとても流れが緩やかなので、パドリングテクニックやレスキューテクニックに傾倒しちゃっている人にとっては物足りない川かも知れませんね。また、ブランディングも難い川かもしれません。ワタシ達夫婦の大好きなこの川が松澤さんの美意識、知性でどう彩られていくのか、とても楽しみです。新しいツアー企画の成功を期待しています。
返信削除楽しく、頑張ってね!
kumaさんコメント&ご来店ありがとうございます。
削除この時期はひたすら考えるというのが毎年の事なんです(笑)
周りの評価より、まずは自分が納得するプログラムを作る事が大事ですよね。