2021年9月2日木曜日

ローカルロークウォリティのコミュニティ層をターゲットとした地域経済のサイクルに組み込むアウトドア事業


キングコング西野さんのユーチューブ等でお話しされている「グローバルハイクウォリティ」での「ノーコミュニティ層」をターゲットとすることより、「ローカルロークウォリティ」の「コミュニティ層」と共に歩むことがこれからの時代大切だよ~という動画。

良ければご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=EbCdS1GNjN0&t=75s

この考え方をベースにした場合私たちの活動をどう持続的に変化させ、ブランディングしていくのか。


先日発表された北海道アウトドアフォーラムのテーマも「北海道アウトドア業界の持続可能性について考える」です。


コロナ禍においてとても重要な視点であるアウトドアと地域社会のバランス。


ここなくして今後のガイド業界・観光業は語れないのではないかと考えています。


我々も観光事業者として10年以上支笏湖地域で活動をする中で、

胆振東部地震やコロナウィルスでの観光業の弱さを再認識しております。


そのあたりの事業変化は胆振東部地震あたりから実施していますが、ざっくりと言語化すると


「私たちにできることで地域社会に対して何ができるのか?」


そこに全てが詰まっています。

もちろんそこに至るまでには「地域・行政・住民からの信頼の獲得」や「技術・知識の向上」など土台作りがキーとなるのですが、その土台の上で私たちは


「野外教育」「家族間コミュニケーション」「企業型チームビルディング・オフサイトミーティング」といったような物が「地域力をあげるコンテンツ」として提供できるのではと考えています。


その仕組みをローカル企業のサポートを受けて実施することではじめて「地域社会の一員」として歯車に噛み合うのではないかと考えます。


そこで我々は地域の人間力・企業力を高める「場」として「かのあ共生の森アウトドアフィールド」を貸し出す「フィールドシェアリング」という仕組みを模索しています。


かのあアウトドアクラブのほか、支笏湖小学校や森のようちえんといといで利用いただき、今後は支笏湖保育所のお散歩コースとしても利用してもらうこととなっています。


「カヌー」などのアクティビティにも力はありますが、野外という「場」自体にも大変大きな学びと、力があるものです。


「価値の創造と信頼の構築」


目に見えない、変動する社会的価値。

日々の積み重ねで成り立つ信頼。


歯車が噛み合わなければすべてうまく回らず、

逆に言うと噛み合えばすべてうまくいく。


かのあとして、とても大切な時期に来ていることを実感し、ワクワクしながら頭を悩ませる秋が始まっています。