ガイドという形態も非常に多岐にわたり、
言ってみればガイドそれぞれにそれぞれの形があるので
一概にひとくくりにできないことは、私も15年携わり
たくさんのガイド仲間がいますのでよくわかっているほうです。
ここでは平成から始まった「体験観光」なガイドと
膨れ上がった体験ニーズと業界の形態ということに
限った話ですのでお間違いなく。
私が思うバランスの取れた体験観光ガイドは
インプットという学びを得て人間力を高め、それをガイディングという手法を使い
アウトプットし対価を得るというのがレギュラーな方法であると考えています。
もちろんガイドという行為に関してもインプットの要素はたくさんありますが
イメージのつきやすいわかりやすいかたちを考えた際には
インプットの上にアウトプットがあり、
そのピラミット自体が「ガイド」という存在であると考えています。
時代が進み、インスタやユーチューブ等個人での発信が手軽に行え
主観的意見・感想が簡単にみられる現代。
「体験を入れた旅」という方が多くなり
こなすガイド・ルーティーンガイド・観光ガイドといった
昭和の「バス旅行」延長のようなガイドツアーが多くみられるようになりました。
世の中「自然体験」というニーズに振り回され
収益を上げるアウトプットのガイディングが膨れ上がり
それを支える人間力の母体の成長がおろそかになっています。
このスタイルは早めに是正をしないといけないと今期は強くかんじ
本来の形状に戻す、というより新たな時代への繋ぎの形態を計画しているところです。
ガイドという生き方を今一度見直し、実践し、つないでいきたいと思っています。
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