アウトドア活動と教育。
アウトドア活動、ツアーはレジャーやサービス業に分類されることが多い。
子供二人でカヌーに乗ったら、上手にこぐため、色々な事を考え、行動しなければいけない。
状況把握能力、危機管理能力、思考の言語化、伝える能力、思いやる能力、運動調整能力、感情コントロール等々あげればきりがない。
教え育てるという「教育」ではなく、「感覚を磨きあげ鍛える」みたいな感覚がアウトドア活動にはある。
【人がいきるにあたり必要とされる能力を育む】というのが教育だと定義するならばカヌーにも教育的要素はたくさんちりばめられている。
ただ、レジャーとしてのカヌーには具体的なゴールが明確ではない、それがレジャー。
明確になればそれは立派な教育。
同時にそれを伝えようと思って伝えるのか、知らず知らずのうちに引き出せるのかは、手法の問題でありガイドの腕という感じだろう。
カヌーを使ってできる様々な可能性を想像することが私のテーマ。
カヌーって遊びでしょ?とか遊んでる仕事でいいね。みたいな事を思われがちの職業。
それを脱却するのは教育であり、社会貢献といった人、社会の役に立つ事だと強く感じる日々。